労働、社会問題

アクセスカウンタ

zoom RSS 労働力人口は減り続けている。

<<   作成日時 : 2005/02/27 18:36   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 2


 日本人男性に続いて、労働力人口の動きを。
 「労働力人口」というのは、現に働いている人(「就業者」といいます。)と働いていないが働けて、仕事を探している人(「完全失業者」といいます。)を合計したものです。

 前提として、15歳以上の人間の中で考えます。

 15歳以上の人口のうち労働力人口の割合を「労働力人口比率」といいます。

 以上が前置きで、実態はこうです。

 http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/zuhyou/054bh02.xls

少し、解説します。

 15歳以上人口は、16年までは増え続けています。

 労働力人口は、平成10年(1999年)の6,793万人をピークに減り続けています。21世紀に入って増えたことはありません。

 労働力人口のうち、現に働いている「就業者」は平成9年(1998年)の6,557万人をピークに減り続け、平成15年(2004年)には、6,316万人まで減りました。平成16年(2005年)には、13万人増えて、6,329万人になりました。

 労働力人口比率は、平成9年(1998年)の63.7%をピークに減り続け、平成16年(2005年)には、60.4%となっています。近いうちに60%を切るかもしれません。

 15歳以上人口が増えても労働力人口が増えないのは、一つには、引退する高齢者が増えていること、もう一つは、同じ年齢でも以前ほど働こうとしなくなったことがあります。

 次のデータの表1をご覧いただくと、その低下の動きが分かります。

 http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/01.htm

  特に若い人でこの割合が減っています。これを「働く意欲がない」と決めつける向きがあるのですが、一概にそうは言えないだろうと思っています。

 これについては、
「意欲のない若者」増加」をご覧ください。

 なお、65歳以上でも労働力率が大幅に低下していますが、多分、年金に長く加入していてそれなりの額を受け取り、働かなくてもよくなった方がいること、農業などに従事する方が減ったこと、景気が悪くてとうてい働き口がないと考えて、仕事を探すのを止める方が増えたこと、65歳以上でも年齢の高い方の割合が増えたことが原因でしょう。

人気blogランキング
↑クリックお願いします。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
これからの若者は仕事を見つけられるか? その3
20歳から34歳くらいまでの若者は、団塊ジュニアの内若いグループです。若手団塊ジュニアとでもいいましょうか?若者が仕事を探すのにこんなに苦労しているのは、高度成長期以降初めてのことです。これは、彼ら、彼女らの責任なのでしょうか。なぜ、こんなことになったのか、考えてみました。 ...続きを見る
労働、社会問題@WebryBlog
2005/04/20 07:07

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
労働力人口が減ることと不景気は結びついているんでしょうか?
労働力が減れば逆に労働者の価値が上がるんじゃないか、なんてかつて思っていたんですが、そうは行かない現実を見ると…難しいですね…
シーラカンス
2005/03/05 07:54
労働供給が減る以上に労働需要が減っているんで、依然として需給ギャップが続いているんですね。
政策的に労働需要を増やさなくてはなりません。
Inoue
2005/04/10 13:02

コメントする help

ニックネーム
本 文
労働力人口は減り続けている。 労働、社会問題/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる