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財政再建について、「財政再建・最後の試算」など、いくつか簡単な試算をしたのですが、bewaadさんが、詳細な試算をされています。http://bewaad.com/tb.rb/20050823 参考になる試算です。是非ご覧下さい。http://bewaad.com/20050823 ただ、少し意見の違うところがあります。 bewaadさんは、次のような式をたてていらしゃいます。説明の都合上、少し変形していますが、基本は変わらないと思います。 2005年度末の政府負債残高=2004年度末の政府負債残高+利払費+利払費外の支出−税収等・・・(1) (1)で 2005年度末の政府負債残高=538.3 2004年度末の政府負債残高=505.1 利払費=8.9 利払費外の支出=73.2 税収=44.0 と置き、大体あっていると結論されています。(単位はすべて兆円です。) 問題は「利払費以外の支出」の中に、国債の償還に当てるための国債整理基金への繰り入れが含まれていることです。17年度では、国債整理基金に9兆円が繰り入れられ、国債整理基金から9.4兆円引き出されて国債が償還される予定です。 また、一般会計分では 2005年度末の国債整理基金残高=8.5 2004年度末の国債整理基金残高=8.9 であるようです。http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/siryou/syoukan01.pdf また、税外収入もあります。これは17年度は3.8兆円予定されています。さらに利払費と整理基金の組み入れの合計額と国債費(18.4兆円)の差額0.5兆円は国債事務費であると考えられます。おそらく大半は売りさばき手数料でしょう。 以上を基に次のように修正してはどうでしょうか。 2005年度末の政府負債残高=2004年度末の政府負債残高+利払費+国債事務費+国債整理基金への繰り入れ+国債関係費を除く支出−税収−税外収入−国債整理基金による償還・・・(2) 具体的な数値を入れるとこうなります。 538.3=505.1+8.9+0.5+9.0+(82.2−8.9−0.5−9.0)−44.0−3.8+誤差 整理すると 538.3=496.3+8.9+0.5+63.7ー44.0−3.8+誤差 となり、誤差は1.2兆円です。 大きな差は私の考えた「国債関係費を除く支出」の額が63.7兆円とbewaadさんの「利払費外の支出」=73.2兆円よりもかなり小さいことです。これを普通の支出と考え、将来の伸びを考えるべきでしょう。(8月24日午後追記 73.2兆円を国民へのサービスなどに使える額と考えるのであれば、これは過大見積もりになってしまいます。)また、国債整理基金への繰り入れは、これとは全く別の伸び方を想定すべきです。(8月24日午後追記 おそらく国債発行残高の一定割合という想定が妥当でしょう。) なお、私は政府の負債は、「政府負債残高−国債整理基金残高」で考えるべきだと思います。 人気blogランキングでは「社会科学」の15位でした。クリックしていただいた方、ありがとうございました。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング |
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