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zoom RSS 銀行の税金 その6

<<   作成日時 : 2006/12/30 11:44   >>

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「銀行の税金 その4」で、全国銀行協会が発表した全国銀行の17年度決算の税金に関係する部分を説明しました。


今度は、18年度中間決算についての発表がありました。
http://www.zenginkyo.or.jp/stat/kessan/index0510.html

単体ベースのものの税金関係を見てみます。

1 納税額
法人税・住民税・事業税は、16年度は1,889億円、17年度は3,008億円(17年度中間期は1,626億円)でしたが、今回は、2,513億円です。前中間期と比べると886億円、54.5%の大幅増加です。

中間期だけで、前年度の納税額の8割以上を納めたということです。

2 法人税等調整額
過去に税金を払いすぎていたために、今回払わないで済んだ額、「法人税等調整額」は、16年度は、1兆1,203億円、17年度は、1兆4,240億円でした。17年度中間期は、6,230億円でした。今回は、3,395億円です。こちらは、2,835億円、45.5%の大幅な減少です。

ついでですが、納税額と法人税等調整額の合計は、今回が5,908億円、前回が7,856億円です。税務上の税引き前中間利益は、公表されていませんが、今回減ったのではないでしょうか?

全国銀行協会さん、参考でいいですから、この数字も公表していただけませんか?

3 繰り延べ税金資産
過去に払いすぎた税金の残高を反映した、今後の「法人税等調整額」の元となる「繰り延べ税金資産」の残高は、3兆2,337億円でした。

前年度末に比べると1,107億円増えています。これには特殊要因があります。りそな銀行です。これまで、将来の利益が不確実であるということで繰り延べ税金資産のの計上額を押さえてきたのですが、今回、将来の収益が見込めるということで2,500億円ほど積み増しています。これを除くと、1,500億円ほどの減少です。

しかし、この数字は、16年度末が5兆8,600億円、17年度中間期末が、4兆4,724億円、17年度末が3兆1,231億円と、半期ごとに1兆5,000億円ほど減っていたことを考えると、特殊要因を考慮しても、今回はあまり減らなかったということになります。この間の事情がよく分かりません。

「銀行の税金 その4」で、「18年度も17年度並の税引き前利益を上げられれば、この残高はほぼゼロになります。1997年に以降の金融不安の税制面での影響はようやく消えることになります。不良債権処理も概ね終わっているので、銀行セクターのデフレ処理は完了すると言うことです。」と書いたのですが、かなり、怪しくなってきました。

まあ、それでも税収は増えてはいるのですから、国、地方公共団体の税務担当者にとっては、めでたさも 中くらいなりというところでしょうか。 

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