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zoom RSS 均衡予算乗数のまとめの一歩手前 その3

<<   作成日時 : 2007/01/05 06:48   >>

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命題5−1 民間の消費支出が市場価格表示の民間可処分所得で決まるとすれば、均衡財政の下では、市場価格で表示された政府固定資本形成支出の増加△GIは市場価格で表示された国内総生産=国内総所得=国内総支出を同額だけ増加させる。
均衡予算の下での市場価格で表示された政府固定資本形成支出の増加の市場価格で表示された国内総生産=国内総所得=国内総支出民間可処分所得に対する乗数は1。


(証明)
均衡予算乗数のまとめの一歩手前 その2」の命題4−1から、市場価格で表示された民間可処分所得が変化せず、消費が増えません。また民間投資Iは外生ですから変化しません。増加する支出項目は市場価格表示の政府固定資本形成GIだけです。したがって市場価格で表示された国内総支出(GDE)の増加額は△GIです。
 
命題5−2 民間の消費支出が真の民間可処分所得で決まるとすれば、均衡財政の下では、真の政府固定資本形成支出の増加△GITが真の国内総生産=国内総所得=国内総支出に影響を与えるかどうかは、政府固定資本形成の増加と同時に隠された補助金が変化するかどうかできまる。

(1−1)隠された補助金が変化しない場合には、この場合の均衡予算の下での真の政府固定資本形成支出の増加(GIT)は同額の真の国内総支出の増加をもたらす。
の国内総生産=国内総所得=国内総支出に対する乗数は1。


(証明)
命題4−2から真の民間可処分所得(DIPT)に影響を与えない。したがって消費は変化しない。民間の投資Iも外生なので変化しない。したがって、増加するのは真の政府固定資本形成GITだけである。GNE真の国内総支出(GDE)の増加額は△GITである。


(1−2)市場価格で表示された国内総生産=国内総所得=国内総支出も真のものと同額増加し、乗数は1。
(証明)
隠された補助金HSが変化していないので真の国内総生産=国内総所得=国内総支出の変化と市場価格で表示された国内総生産=国内総所得=国内総支出の変化幅は等しい。

(2−1)隠された補助金HSが増加する場合には、真の国内総生産=国内総所得=国内総支出は減少する。乗数は負。

(証明)
命題4−2から真の民間可処分所得(DIPT)は減少する。このため消費が減少し、真の国内総支出は減少する。ここから乗数過程が始まるので真の国内総支出はさらに減少する。

(2−2)隠された補助金が増加する場合には、市場価格で表示される国内総生産=国内総所得=国内総支出の変化は真の国内総生産=国内総所得=国内総支出の減少額と隠された補助金の増加額(△HS)の大小に依存する。乗数は不定。

(証明)
 略

(3−1)隠された補助金が減少する場合には、真の国内総生産=国内総所得=国内総支出は増加する。乗数は正。

(証明)
命題4−2から真実の民間可処分所得(DIPT)は増加する。このため消費が増加し、真実の国内総支出は増加する。ここから乗数過程が始まるので国内総支出はさらに増加する。

(3−2)隠された補助金が減少する場合には、市場価格で表示された国内総生産=国内総所得=国内総支出の変化は真の国内総生産=国内総所得=国内総支出の増加額と隠された補助金の減少額(△HS)の大小に依存する。乗数は不定。

(証明)
 略

(2007年1月5日夜、一部修正しました。追加部分にはアンダーラインを引いてあります。)

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「均衡予算乗数のまとめの一歩手前 その3」まで、いろいろなことを書いてきました。そろそろ、まとめをしておきたいと思います。 ...続きを見る
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