労働、社会問題

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<<   作成日時 : 2007/06/11 23:33   >>

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厚生労働省が、18年人口動態統計を発表しました。http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai06/index.html
出生数は、1,092,662人で前年より3万人ほど増えています。

本体の議論もしたいのですが、少し、最後の方、50頁をご覧下さい。
「出生数の動向と(期間)合計特殊出生率の動向の関係」という部分です。
丁寧に説明してあるので、特に解説をする必要はないと思います。

二つ大事なことがあります。

一つ目。出生数は期間合計特殊出生率(普通、合計特殊出生率と呼ばれているものです。)だけで決まるわけではなく、15歳から49歳の女子人口によっても決まる。で、今この年齢になっている女子の数は、もう決まってしまっていて変えられない。しかも、残念ながら、減る傾向にあるわけです。すると、出生数を増やそうと思ったら、期間合計特殊出生率を上げる他はない訳です。

これを柳沢厚生労働大臣が説明するとこういう発言になります。「少子化対策は女性のがんばり?」で引用したものを再録します。

今の女性軍が子供を一生の間にあまりたくさん生んでくれないということになっちゃった。人口統計学では、女性は15歳から50歳までが出産してくださる年齢ということなものだから、15歳から50歳の人の数を勘定すると大体分かるわけですね。もうほかからは生まれようはない。急に男が「産む役」になるということはできないわけだから。2030年ということになりますと、その2030年に例えば20歳になる人を考えると、今もう、7,8歳になってなきゃいけないことになる。2030年に20歳で「頑張って生むぞ」といってくれる人はもう生まれちゃってる。そういうことで、産む機械といっては何だけど、装置がですね、もう数が決まっちゃってる。機械の数・・・・・機械と言っては本当に申し訳ないんだけども、それが決まったとなると、あとは、・・・・・機械といってごめんなさい、その産む役目の人が、一人頭でがんばってもらうしかないんです

二つ目。この二つの要素だけで決まるわけでもなく、さらに年齢構成の違いの影響も受けます。そしてこの要素が最もプラスに働いていたのが昭和50年で、その後マイナスに働くようになり、最も厳しかったのが平成2年です。その後回復したのですが、それでも平成15年がピークで、それからは徐々に小さくなってきています。

実は、この年齢構成も、女子人口と同様に、すでに決まってしまっています。

結局、頼みは期間合計特殊出生率の上昇だけということになります。

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終わりよければすべてよし・・・とは行かないけれど
合計特殊出生率には、「出生数増加」で取り上げた期間合計特殊出生率の他にもう一つコーホート合計特殊出生率というものがあります。 ...続きを見る
労働、社会問題
2007/06/12 07:09

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
出生数と労働力には実に大きな相関があることは否めませんし、柳沢厚生労働相の表現の是非はともかくとして、内容はまさしくそのとおりでしょうね。
しかし、と、私は思うのです。
だから、どうした、と。
身の丈にあった政治、経済、生活をして暮らしておればよし。数億年かけて備蓄した化石燃料を100年そこいらで浪費してしまうような、野放図な暮らしをして、破滅していくのもよろし。
人よ、喚くな、見苦しい。そう思いませんか?
ロゴス
2007/06/11 23:46
最近、「もしかして『減ること』を日本人は選んだのかな」という気もしてきました。意識的か無意識なのかはよくわかりませんが…。

個体として産むも産まないも自由で、どちらにしても幸福感がありうる、というのが理想ですが。
シーラカンス
2007/06/12 07:50

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