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zoom RSS 少しきな臭い原油市場

<<   作成日時 : 2009/08/07 16:53   >>

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2009年6月の貿易統計が公表されました。最近「原油が値上がりしたとはいえ」6月は対前年同月比54.555.5%の値下がりです。

「原油及び粗油」の輸入価格(1リットルあたり円)」
価格(円)上昇率(%)
2007年1月45.310.0
2月41.9−6.7
3月42.5−5.8
4月45.2−0.2
5月49.43.9
6月51.67.4
7月53.78.8
8月54.13.3
9月51.5−2.8
10月55.516.1
11月58.130.6
12月62.946.5
2008年1月63.339.6
2月62.449.0
3月62.747.5
4月63.941.3
5月70.542.8
6月80.656.1
7月88.665.1
8月92.070.1
9月82.259.8
10月67.020.7
11月45.4△21.9
12月32.4△48.5
2009年1月24.7△61.1
2月25.6△59.0
3月26.9△57.1
4月29.5△53.9
5月32.1△54.5
6月35.9△55.5


1月から6月までをとってみると、今年(2009年)の輸入量は104,742千キロリットルです。前年の同じ期間には122,951千キロリットル輸入していましたから、15%の減少です。
金額でみると、3兆124億円です。前年は8兆2,191億円でしたから、64%の減少です。
金額でみた方が減少率が高いのは単価が下がっているからです。6ヶ月間の平均では66.8円から28.8円に値下がりしています。
仮に、今年も昨年の単価で、輸入していたとしたら、6兆9,968億円かかっていたはずです。4兆億円ほど節約できています。かなり景気を下支えしているはずです。

問題は、輸出国側への影響です。値下がりした上に輸出量まで減ってしまい、ダブルパンチです。輸出国の景気の悪化、輸入の減少は、日本の産油国向けの輸出の減少につながります。現に1−6月の中東向けの輸出は、9,104憶円で、前年同期に比べ44%も減ってしまいました。

一方原油の価格は、1月に比べるとかなり値上がりしています。景気回復による実需の増加で値段が上がっているのならいいのですが、先進国の金融緩和がミニバブルを生んでいるのなら危険です。注意していかなければなりません。

それにしても「原油価格前年同月比2割値下がり。原油を買おう。」で提案した通り、原油を買っておけば6か月で50%ほど儲かっていたのですが。誰か買った方がいらっしゃるでしょうか?


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