テーマ:貿易

貿易収支は改善している

2015年7月24日の日本経済新聞朝刊によると、「民間エコノミストの間で4~6月期の国内総生産(GDP)が前期比マイナスになるとの見方が広がっている。財務省が23日発表した4~6月期の貿易統計(通関ベース、速報値)で、輸出が伸び悩んだためだ。」そうです。 果たして、そんなことがあり得るのでしょうか? GDPと通関統計には実質…
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「輸出数量はなぜ増えないか?値下げしないから。」について

「輸出数量はなぜ増えないか?値下げしないから。」で次のように書きました。 円安になってかなり時間がたつのに輸出数量が増えていません。なぜでしょうか?円安を利用して値下げをしないのが、大きな要因です。 円安を利用して価格を下げなかったことを、日本銀行の企業物価統計で確認しておきます。この統計では、輸出物価に契約通貨ベースのもの…
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「基軸通貨国によるゼロ金利強制」について

「基軸通貨国によるゼロ金利強制」というエントリーを4年前に書きました。 このエントリーではカバーなし金利平価説に基づいて基軸通貨国がゼロ金利政策をとると、非基軸通貨国は基軸通貨に対する為替レートの上昇を甘受するか、自国もゼロ金利政策をとるかどちらかを選ばなければならないというのがその骨子でした。 現在、アメリカに加えて日本も…
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貿易の利益

「もう少しがんばりましょう、日経新聞」で、交易利得の説明をしましたが、よく似た言葉に貿易の利益があります。 今、二つの国、A国とE国があるとしよう。便宜上、労働者の数はどちらの国も120人であるとする。また、二つの国は同じ財、X財とY財を生産しているとする。 生産技術には差があり、一方のA国では、X財を生産するのに3人の労働…
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原油値上がり

「チャンスを逃した日本」の続きです。 泣きっ面に蜂のような話ですが、原油価格が大幅に値上がりしています。もっとも、日本が大量に原油を輸入することになればもっと上がるかもしれません。あの時は高いと思ったけれど、今になってみればあれでも安いぐらいだったなんて言わないで済むといいのですが。 「原油及び粗油」の輸入価格(1リットルあ…
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チャンスを逃した日本

一昨年、平成21年の原油及び粗油の輸入量は213,000百万キロリットルでした。支払額は7兆5,638億円でした。1リットル当たりの単価は35.5円でした。 昨年、平成22年の原油及び粗油の輸入量は少し増えて214,618百万キロリットルでした。単価が35.5円のままなら、支払額は7兆6,212億円で済んだはずです。しかし、1リッ…
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11月の原油価格は値上がり

「「流れ出て行ってしまった1兆7,739億円」について」の続きです。 価格は5月をピークに緩やかに値下がりしていましたが、11月は10月より値上がりしました。ドル建てでみた原油価格はアメリカの金融緩和(QE2)の効果で値上がりしていますし、外国為替市場でも少し円安に振れた効果だと思います。ただ、前年の11月と比べると1.3%の値下…
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「流れ出て行ってしまった1兆7,739億円」について

「流れ出て行ってしまった1兆7,739億円」から間が開いてしまいましたが原油価格の動きです。 価格は5月をピークに緩やかに値下がりしています。NYの原油の先物市場の期近ものでは2009年には1バレル62.09ドルだったものが、この10月には82.86ドルと、ドル建てでみた原油の国際価格はかなり上がっているのですが、円高効果で、円建…
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流れ出て行ってしまった1兆7,739億円

「流れ出て行ってしまった1兆6,217億円」の続きです。 6月は円高の効果もあって、前月に比べて4.1円値下がりです。ただ、前年同月と比べると27.4%の値上がりです。 1月から6月までの輸入量は昨年とほとんど差がなく(0.1%増加)、支払った代金は1兆7,739億円増えています。まあ、やむを得ないのでしょうか。もう少し円高…
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流れ出て行ってしまった1兆6,217億円

去年と今年の1月から5月までの「原油・粗油」の輸入量はほとんど同じでした。去年が8,972万キロリットル、今年が8,974万キロリットル。差はわずか2万キロリットルです。 ところが、この代金となると大違いです。去年は2兆4,746億円、今年が4兆963億円です。その差、1兆6,217億円。65.5%も増えています。同じ量を買いなが…
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少しきな臭い原油市場

2009年6月の貿易統計が公表されました。最近「原油が値上がりしたとはいえ」6月は対前年同月比54.555.5%の値下がりです。 「原油及び粗油」の輸入価格(1リットルあたり円)」月価格(円)上昇率(%)2007年1月45.310.02月41.9-6.73月42.5-5.84月45.2-0.25月49.43.96月51.67.47…
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原油が値上がりしたとはいえ

「やっぱり原油を買おう。」から、3ヶ月飛ばしてしまいました。 2009年5月の貿易統計が公表されました。5月は対前年同月比54.5%の値下がりです。 30円台に乗せたとはいえ、昨年の半値以下です。 「原油及び粗油」の輸入価格(1リットルあたり円)」月価格(円)上昇率(%)2007年1月45.310.02月41.9-6.73…
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やっぱり、原油を買おう。

「原油価格大幅値下がり。今こそ原油を買おう。」から、1ヶ月飛ばしてしまいました。 2009年2月の貿易統計が公表されました。1月は対前年同月比61.1%の値下がり、2月は59.0%の値上がりです。 「原油及び粗油」の輸入価格(1リットルあたり円)」月価格(円)上昇率(%)2007年1月45.310.02月41.9-6.73月…
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原油価格大幅値下がり。今こそ原油を買おう。

2008年12月の貿易統計が公表されました。「原油価格前年同月比2割値下がり。原油を買おう。」で示したとおり、10月は対前年同月比21%の値上がりでしたが、11月1には22%の値下がり、そして12月は49%の値下がりです。2007年12月は47%の値上がりでしたから、行ったり来たりしながら、ほぼ2006年12月の水準に戻ったことになりま…
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基軸通貨国によるゼロ金利強制

基軸通貨国、現在でいえばアメリカ、がゼロ金利を実施したら、他の国に何が起こるかを考えて見ます。 大前提として非基軸通貨国は、資本移動をコントロールするための為替取引規制を行っていないものとします。 まず、円のレートと金利の関係を整理しておきます。 以下、数値例で考えますので、いくつか仮定を置きます。 ケース1 …
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原油価格前年同月比2割値下がり。原油を買おう。

11月の貿易統計が公表されました。「祝 原油価格大幅低下」で示したとおり、10月は対前年同月比21%の値上がりでしたが、11月は22%の値下がりです。 「原油及び粗油」の輸入価格(1リットルあたり円)」月価格(円)上昇率(%)1月45.310.02月41.9-6.73月42.5-5.84月45.2-0.25月49.43.96月51…
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基軸通貨(国)の条件

Baatarismさんが、基軸通貨の条件が「基軸通貨や決済通貨がどのようにして選ばれるかというのは、どうもよく分からないんですよね。単純に債権国であれば良いというわけでもなさそうだし、軍事や外交との関係もあるようなないような。」と書いておいでなので。http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20081126 …
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祝 原油価格大幅低下

9月に引き続き下がりました。今回はリットル当たり15.1円も値下がりしました。前年と比べると20.8%の値上がりですが、ピークの8月に比べれば27%の値下がりです。 「祝 原油価格低下」で「最近はさらに原油がドル建てで値下がりし、円高になっていますので、今後さらに値下がりするでしょう。交易条件の悪化、交易損失の拡大に終止符が打たれ…
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マネーのトラックを変えよう

今朝(2008年11月22日)の日経朝刊に、丸紅・大阪ガスがアブダビの発電事業に出資するという記事が載っていました。 2011年を目処にアブダビで出力110万キロワットの発電所を作るのだそうです。運営期間は20年とされています。2000億円を国際協力銀行が中心となって融資するそうです。 本当だとすれば、そして事業に成功の見込…
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交易条件の改善

本石町日記の「中曽理事の雑感&原油安による交易条件改善」で、bank.of.japanさんが、次のように書かれている。(番号は平家が追加) (1) 原油が着々と下がっている。良いことである。ただ、これで別にマクロ経済の先行きが明るくなるわけではない。真っ暗になるスピードが緩む程度であろう。 (2) この間の日銀展望リポートで…
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祝 原油価格低下

「8月は原油輸入減少、価格は最高」で、原油価格が下がるのは10月になるだろうと書いたのですが、1月早く9月に下がりました。1リットル当たり9.7円の値下がりです。 最近はさらに原油がドル建てで値下がりし、円高になっていますので、今後さらに値下がりするでしょう。交易条件の悪化、交易損失の拡大に終止符が打たれます。生産の増加以上に所得…
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もっと需要を!

「「輸入原材料価格の高騰にどう対応すべきか?」について」の続きです。 たとえ、経済産業省が経団連に対して行政指導を行っても賃金が上がる訳がないと思われますし、「労働者の使用者に対する賃金交渉力を高める制度改革」が何なのか分からないとなると、元に戻って「財政出動や減税などの財政政策、金融緩和政策とも総需要曲線を右にシフトさせる政策」…
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8月は原油輸入減少、価格は最高

「7月は原油輸入横ばい、価格は最高」で、「8月にはドル建てでも前月に比べ値下がりしているので、少しは前年同月比で見た上昇率は下がると思います。」と書いたのですが外れました。69.9%上昇です。 価格も1リットル当たり91.9円で過去最高更新です。輸入量は前年同月比3.3%減少です。 予想が外れた理由ですが、契約してから原油が…
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「輸入原材料価格の高騰にどう対応すべきか?」について

「輸入原材料価格の高騰にどう対応すべきか?」関連の話題です。 Hamchanさんが「小林慶一郎氏の労働市場規制強化論」で9月17日付日経経済教室の小林慶一郎氏の「スタグフレーション懸念と経済政策 供給サイドの対応軸に」を取り上げています。好意的に見てられるようです。違うかな? そして、労務屋さんも、「小林慶一郎氏、賃上げを要…
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7月は原油輸入横ばい、価格は最高

2008年7月の貿易統計から「原油及び粗油」の1リットル当たりの単価を計算してみると、88.5円でした。前年同月比64.8%の上昇です。1バレル140ドルでしたから仕方がありません。8月にはドル建てでも前月に比べ値下がりしているので、少しは前年同月比で見た上昇率は下がると思います。 「6月は原油輸入減少」でしたが、7月は前年同月比…
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6月は原油輸入減少

「5月は原油価格は、前年比42.5%上昇」の続報です。 2008年6月の貿易統計から「原油及び粗油」の1リットル当たりの単価を計算してみると、80.5円でした。前年同月比56.0%の上昇です。 さすがに、輸入量が減りました。2.7%減少です。これまで輸入量は増え続けていたのですが、さすがに需要が減ってきたのでしょう。もっとも…
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5月は原油価格は、前年比42.5%上昇

「4月は原油価格1円20銭高」の続報です。 2008年5月の貿易統計から「原油及び粗油」の1リットル当たりの単価を計算してみると、昨年の5月より42.5%上昇がりしていました。2月の49.0%上昇よりは低くなっています。価格そのものは70.4円で、70円を超えたのは多分初めてのことです。 商品市場でのドル建の動き、円ドル相場…
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低所得者は、消費者物価上昇に泣くかも知れないが。

「4月は原油価格1円20銭高」で書いたような輸入原油価格の上昇もあり、デフレ(DGPデフレーターの低下)が続く中で消費者物価は上昇しています。輸入インフレの特徴です。今回は輸入品でも原材料や食料の上昇が目立ちます。これは、どのような消費財が値上がりするかに影響を及ぼします。 一方で、所得により消費のパターンは違います。例えば、低所得層…
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4月は原油価格1円20銭高

「3月は原油価格高止まり」の続きです。 2008年4月の貿易統計から「原油及び粗油」の1リットル当たりの単価を計算してみると、3月より1円20銭値上がりしていました。前年同月比では40.9%上昇です。上昇率は下がってきています。価格としては1月の63円30銭を超えました。過去最高ではないかと思います。 ドル建てでは上がり続け…
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