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前回に続いて、貿易絡みの話題です。 bewaadさんのエントリー(http://bewaad.com/20050925.html)で、「ほとんどのオイルショックは(米国に)不況をもたらさない。」という法則が紹介されています。 日本は2回の石油危機を経験し、そのたびに不況になりました。最近も原油が値上がりしています。 原油の値上がり、広く捉えると国際商品の値上がりは気になっています。日銀の統計ページhttp://www.boj.or.jp/stat/stat_f.htmで企業物価指数(以前の卸売物価指数です。)を調べてみました。 最新の統計が8月なので、毎年8月の数字です。「総合」は企業物価指数の総合指数、「石油製品」は石油・石炭製品、「輸入」は企業物価指数の輸入物価指数、「石油」は石油・石炭・天然ガスです。200年平均を100とする指数です。円建ての指数です。
「石油」は、激しい価格変動をしてきました。1973年から1974年にかけて、一挙に三倍になっています。これが第一次石油危機です。その後、1978年から19809年に、また三倍近く上がっています。これが第2次石油危機です。 そして1982年の268.8をピークに徐々に下がり、1985年の215.3から1986年には三分の一の77.1まで下がりました。1985年9月のプラザ合意以来の円高の影響です。まるでジェットコースターのような変化です。それから、一時上がって、また下がり続け、1995年には74.2まで下がっています。その後はゆっくりと上昇し、2003年に112.0、2004年に131.1と来て、今年184.6になったと、こういう動きです。現在は1080年から1985年の山の麓を少し下がったところにいます。 国際市場で決まる石油のドル建て価格と、為替市場で決まる為替レートの合成された結果ですから、変動は非常に大きなものになっています。 「輸入」は「石油」ほどではありませんが、大きな変動を示しています。2005年は急激に上昇し、120.9です。過去でほぼ同じ水準にあったのは、1989年、バブルの時期です。 「石油製品」は、1974年から、ほぼ一本調子で上がり、1982年に137.9のピークを迎えます。 その後1988年まで下がり続け、74.9になります。そして、1991年の90.2が山、1995年の77.6が谷となる小幅な循環をして、それからは上昇基調になっています。2004年はかなり助背負うし2005年は20%以上の上昇です。 「総合」ゆったりとしたうねりのような長期の循環です。1973年の66.8から1982年の115.7まで長期間の上昇。それから2003年の94.9まで緩やかな下落。2004年、2005年は上昇になっています。 30年以上の長い期間を取ってみると価格の変化は、かなり大きなものだということが分かります。今回の原油価格の上昇も、そのような大きな変化の一つでしょう。 実は、これが前置きで、次回は価格上昇の影響について理論的な話をしようと思っています。 人気blogランキングでは「社会科学」の24位でした。クリックしていただいた方、ありがとうございました。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング |
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消費者物価上昇
1月の消費者物価が前年同月比0.5%上昇しました。 http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm ...続きを見る |
労働、社会問題 2006/03/04 12:45 |
作ったもの、使えるもの
作ったもの(生産) ...続きを見る |
労働、社会問題 2006/03/05 11:17 |
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