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zoom RSS 母親のワークライフバランス

<<   作成日時 : 2010/07/20 12:53   >>

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「子どもの時間の流れ方」について」で、厚生労働省の、「第8回21世紀出生児縦断調査」の結果を取り上げました。ワークライフバランスといった観点で、この調査で話題になるのが、「常勤」で働いている母親の割合です。どちらかというと「なかなか増えない」といった現状批判的な意見が多いように思います。

振り返ると出産1年前に32.4%だったのが出産1年半後に15.%まで落ち、その後ゆっくりと回復してきています。今回は7年半後なのですが、17.7%です「(図3)」。

当然ながら、お子さんを生んでから、また次のお子さんを生む方がいらしゃって、この調査では「弟妹あり」の方の割合が、徐々に高まってきています。今回で46.5%です「(図1)」。

当たり前ですが、次のお子さんが生まれると、また仕事を辞める方もいます。また、次のお子さんを生む予定だとわざと「常勤」に戻らないということもあるでしょう。

上の二つを組み合わせると、「弟や妹も生んでいる間は、『常勤』の割合が上がりにくいだろう。」という予測ができます。そして、同時に「弟や妹を生む時期が過ぎると、『常勤』の割合が上が始めるかもしれない。」と推測できます。

その兆候が見え始めているのかもしれません。図1を見ると、第6回調査から第7回調査までの1年間で「弟妹あり」の割合は3.1%ポイント上がっていました。少なくともこれだけは出産があったわけです。「少なくとも」というのは一人目の弟、妹を生んで、さらに二人目の弟、妹を生んでも、この割合が増えないからです。第7回目から第8回目まででは1.1%ポイントしか増えていません。そろそろ、次の子を産むという時期を過ぎつつあるのでしょう。調査開始の時に産んだ子だけという割合は13.5%です。

そして、図3から「常勤」の割合の変化を計算してみると、
第4回から第5回まで、0.4%ポイント上昇
第5回から第6回まで、0.5%ポイント上昇
第6回から第7回まで、0.4%ポイント上昇
だったのですが、今回、つまり、
第7回から第8回まで、0.9%ポイント上昇
と上昇幅が大きくなっています。

次回は、調査開始の時に生まれたお子さんが小学校3年生です。手がかからなくなりますので、今回以上にこの割合が上がるのではないかと思います。


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