労働組合の「浮気しますよ」戦略

連合総研『政策決定プロセスを検証する~政権交代から3年』」で、hamachanが次のように書いています。

「仕分け大好き」平成維新の会風の新自由主義派、鳩山的ふわふわ型「市民」自由主義派、そしてアメリカ語のリベラリズム(=ヨーロッパでは社民主義)型の自由主義派、と、まったく精神構造の異なる3つの「自由主義」派が雑居していたのでは、出てくる政策が統合不調気味になるのも宜なるかなというところです。

もしそうなら、「三党鼎立ができない条件」で書いたような「政治思想を共有してはいない政党の現職以外大連合が成立し」ていたことになります。

この場合、「出てくる政策が統合不調気味(ママ)になる」リスクはかなり高いでしょう。

こういう政党しかできない場合には、確かに、「労働者のためになる政策をやるのなら『自民党も応援しますよとか言い出す』という選択肢を封印してきたことを再検討する必要もあるのではないでしょうか。」というのは、一つの選択肢ではありましょう。

この戦略は、労働組合が、どちらの政党にも労働者のためになるような政策を実行するインセンティヴ、選挙の際の支持、を与えることによって、労働者のための政策をとらせるということでしょう。「浮気しますよ」戦略ともいえるでしょう。

しかし、この場合、一つ絶対的な条件があります。労働組合から支持を得ることが、選挙に有利であることです。労働組合の支持を得ていると、一般国民から支持されなくなる、そして選挙で負けてしまいうということになれば、政党は労働組合の支持を忌避するでしょう。

まず、労働組合自身が国民から支持されること、誤解を説くこと、労働組合攻撃に反論することが必要なのではないかと思います。

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